「近くて遠い。京都・祇園祭を垣間みて。」
どうしてだか、「京都生まれの京都育ち」とは言え、年々深まる祇園祭のアウェー感。
「三代暮らして初めて京都人」と認知される、または「中京区以外は京都と思われていない」・・・と、この地特有の囁きも、事実で無い訳でも無い、からでしょうか。
祇園祭には長年の思い出も数々ありながら、どこか遠くの存在でもあるのが、正直な所。
ともあれ、この祇園祭。被写体としてもあまりに無数に捉え所がありながら、なかなか風情の中に入り込めない心地もあり。恐らくはこのお祭。未だ、絶滅危惧的な光景では、私の目には無い、からかもしれませんね。
このアルバムを、今京都から遠く離れた友人達に送ります。
また来年、チャレンジしてみますね・・・。