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闇夜の千本鳥居。

京都でいつの頃が好きかと問われたら、

自分は迷わず「大晦日の夜」と答えます。

ぴしゃりと門が閉じられていて、玄関廻りは美しく、道も静まり返っていて、

あたりに除夜の鐘の音も響けばとても、京都らしいと思うからです。
そして今や年中まるで、異国のように人で賑わう伏見稲荷も、

三が日を過ぎ日が暮れた頃には、

あの雰囲気をまた、感じる事が出来るのだというのを今し方知りました。

谷口菜穂子写真事務所
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