もう12月。
走り去る車の風に巻かれる落ち葉の様が、まるで異国のどこか、行き交う車に追いすがる物売りの子供達の光景にも映ります。
年賀状のネタ写真を悠長に考えていると、あっと言う間に時間の猶予が無い事に焦り出します。そしてポツポツと届く喪中ハガキをお届けくださった方々へ、この1年気づく事も無かったと、心の中で詫びてお祈りしたりして。
そしてこの時期になると、しばらくぶりの友から、返事に一苦労する、不安げな短文メールが届いたりするんです。
要するに。もう年末、冬の始まり、なんですよね。
やらなきゃいけないことの順番が全然守れないですが、これはこれで、気になっていたひとつの要素。
先月まではとてもじゃ無いけど人が多くて近づけなかった、すぐ近所、東福寺の紅葉終わり。
朝から歩くとさらに人もまばら。苔の緑、落ち葉の赤、差し込む光に目をやって、一から始められそうな気がしてきました。
まずは2019年の秋。
さようなら。