お久しぶりです。すっかり寒くなりましたね。
さて、こないだ、仕事で久しぶりに三重の熊野方面まで行きました。
この辺り。海沿い国道ではあちこちで無人のみかん販売所が出没します。海沿い国道にはあちこちに無人のみかん販売所が出没して、オレンジ色した可愛い実の山は風物詩ですね。思わず顔が綻びます。
で、仕事終わったら帰りに買って帰るぞ、と存在確認してたら、クライアントさんがどしっとみかん箱を下さいました。で、箱には幻と書いてある。
「このみかん、糖度センサーで選りすぐりのだけ詰まった、幻のみかんなんです。すぐ売り切れるので地元でもなかなか買えないんで是非」と。
「わー、帰りにみかん、買って帰ろうと思ってたんですよ！ありがとうございます！」と言うと、「是非そこらで一袋二百円で売ってるのも買って、食べ比べて下さい。まあ、別格ですから」と。
家に帰って、ひとまず二百円のみかんを食べて。はい美味しい。で、この辺じゃ、言っても一袋倍以上の値段はしますよこの旨さランク。さすが産地。
で、その次に幻バージョンを食べてみたら。。。。もう、外観からして別格でしたけども、なあんてこった！！！信じられないくらいぶっちぎりに美味しい！！！
みかんってね、もう、言うても極まって、しかも庶民価格でめちゃくちゃ美味しく普通に流通されてるじゃないですか。これを、そこまで姿形を変える事なく、中身の旨味に今一度、高付加価値つけるだなんて。なんてチャレンジャーなんだ。農家さんの意地とプライドですね。凄すぎる。。。
と、言う訳で、みかんのタルト？なんだよ庶民的な素材使って、と言われそうな所をあえて、作って焼いてみました。おツレの誕生日に。生地の果汁もたっぷり、幻みかんを使用して。
おおお。。。。泣けるほど美味しいやないですか！ヤバい！
これ。。。何でしたらこの幻みかんで誰か、みかん大福作って欲しい。きっと悶絶ですよ。。。
そんな幻みかんですが、まだ食べた事なくて食してみたい皆さんへ。リンク。貼っておきますね。
熊野って、三重県も半島のほぼ突端なので、かつては同じ近畿とてとんでもなく時間がかかる場所でしたが、知らない間に何と、熊野まで高速道路の無料区間が伸びてたんですね。おかげでとても、行きやすい場所になってました。
が、この辺り、これまで何度か訪れたのは誰か連れ合いと一緒だったので、道中楽しく喋り倒してたからか、今回のお一人様ドライブと、体感時間がそんな変わらない（苦笑）。
美味しいみかんにも出会えたし、また友達らと一緒に、再訪できたらなあと思いました。
帰り道には、みかんと、サンマの押し寿司なども買えて大満足。押し寿司に至っては、売り切れたばっかりで道の駅のお兄さんが気を利かしてくれて、納品先のお寿司屋さんまで電話してくれて、たった一本なのに作ってもらえたりして。お寿司屋さんのおかみさんも、めちゃくちゃ愛想の良い方で。
そんな、皆さんの優しさにも触れて、とても心が和みました。ありがとうございます！