京都は南インターすぐ。大きな通りにひっきりなしに車が行き交う所、ふいと境内に入れば別世界。
城南宮は、四神相応の地とされる平安京において、国の安泰と都の守護を願って創建された。
平安京後期には取り囲むように離宮が築かれ、院政の拠点に。また熊野詣の際にはこの地で滞在し身を清めて
旅の無事を祈ったとされる。
時は過ぎ、明治維新を告げる鳥羽伏見の戦いはこの地の参道から始まった。
今も帰る人、行く人の出入り口にある城南宮。
枝垂れ梅が揺れて。椿が散って。
流石にこの時期は人だかり。花が終わるとまた静かになります。